私が動画を作った理由、そして判明した障害その2:こうさあ、念じただけで動画とか作れんかな?
文字打つ時間があるならstage3後編作れよ!虚仮です。
その1の続きです。ドミニオン動画作る上でわかった別の問題、それは
- 編集が面倒
むしろなんで作る前に気づかなかったんですかね?
それなりに覚悟はしているつもりだったのですがもうね・・・予想を超えたものでしたよ。
ニコニコ動画でよくある紙芝居的な動画は毎回こんなことしてるんですか、実は動画投稿者ってヤバイ集団じゃないか?
冗談はともかくドミニオンを題材にした動画は高確率で失踪してるしやはりシュラ・ロードなんだなと改めて思います。
具体的に何が面倒なのか書き出していきましょうか。
- カードの動きを記録しなくてはならない。(私が記録している方法は幻想郷でもドミニオンstage1裏話その1:霊夢「村鍛冶なんてやるつもり無かった」で書いています。)
- 編集
- 素材作成(背景とか、セリフの枠とか)
・・・最初以外はドミニオンじゃなくてもあることじゃないか。
とにかく、今回は2つめの編集について話そうかと。
例えば霊夢のターンが始まるとします。
手札が右側からスライドインしてきます。
手札のエリアを示す青い四角、プレイエリアを示す水色の四角も右からスライドインしてきます。
使用するアクションカードをフェードアウトで消してからプレイエリアに右からスライドインしてきます。
獲得したカード、廃棄したカードなどを動かします。
サプライからカードを獲得した場合サプライの数字を減らします。
そして捨て札に行く場合捨て札の表示をそのカードに変えます。
ドローカードを使えば手札は追加で右からスライドしてくる、山札の数字は減らし手札の表示は増やします。
捨て札をシャッフルすることになったら効果音と文字も動かします。山札の数字は増えます。
購入フェイズが終了すれば場に出たすべてのカードはフェードアウトさせて青と水色の四角も右へスライドアウトさせます。
行進を使えば次のアクションカードを2重に描写させるし、行進行進させようものなら2枚目の行進を上下にスライドさせます。
望楼を公開しようものなら望楼を公開したことを示すための動作をつけて獲得したカードを一旦強調するため画面の真ん中まで動かし、廃棄したり山札に置いたように見えるよう動かします。
伝令官を購入しようものなら(ry
義賊を購入し(ry
会計所を使えば(ry
ついでに霊夢の表情、姿勢が変わったりしゃべり終わると左にスライドして色が暗くなります。
・・・たった1ターンの間にいろいろ操作しなきゃならんのですよ。
まあ、これらの動きを生真面目に中間点作って移動前、後のx座標、y座標を一つ一つ指定するなんてやってませんけど。
全部が全部ではありませんがある程度はプログラムを組んで動きを自動化させています。右からスライドやフェードイン、アウトはすべて勝手にやってくれます。後カード獲得時に上から下へ流れる奴も自動です。あれ技術不足で途中で止められなくてちょっと困ってる。
ちなみにプログラムは動画のために作ったのが初めての初心者です。
後テンプレが出来ているものもあります。シャッフル時のエフェクトとかそうです。
それでも解決できない編集作業は例えば・・・
・プログラムを組むにも色々限界があり、廃棄置き場に移動とかは特殊なので依然手動で設定してます。面倒。他にも行進行進の挙動とかプログラム作る時間を取り返せるほど使うとは思えない、とか。
・画像の変更。カードの変更はプログラムで楽していますが問題はキャラの立ち絵。ポーズによって画像の大きさが違うので同じ設定では場所がずれたり拡大率に差が出たり・・・もし表情しか変わらなかったら手抜きしているってことです。
・ゆっくりボイス。声を入れること自体はゆっくりムービーメーカー(以下、YMMと略す)を使っているので楽と言えば楽です。問題は声にあわせて編集しなくてはならないので十分にカードを動かす時間がなかったりするときが。そうだ、その話をしよう。
*ゆっくりボイス入れている理由
私がゆっくりボイスを入れているのは編集時に役に立つからです。声にあわせて編集しなくてはならないのは面倒でもありますが同時に適切な間を取るための指標にもなります。
つまり、もし声なしで字幕の流れる速度も自分で決めてしまうと視聴者を置いていくようなハイテンポな動画を作ってしまう可能性があり、それを防ぐために声を入れています。
声入れてもハイテンポな気がするんですがそれは。
もちろん他にも理由があり、
・この動画は1秒辺りの情報量が多いため字幕を見なくても音で話がわかるように。
・効果音めんどくさくてあんまり入れないので代わりに。せっかく人間音というものが聞けるので有効活用しないと。
・キャラクターの区別もしやすい。多分。
ゆっくりボイスは一番最初に編集します。なぜなら前述の動画テンポのためもありますが、なによりYMMはAviutlで読み込める形式のファイルを出力できますけどAviutlは編集した動画をYMMに読み込ますために一度動画としてエンコードしなくてはならないからです。
エンコードとは今までAviutlでしか再生できなかった編集中のファイルをaviとかmp4とか誰でも再生できるように変換することです。
これが凄い時間かかりまして私の動画は少なくとも3時間以上はかかりますね。
しかも動画として出力すると圧縮されて画質が悪くなるし編集で付け足すことはできても一部消去することは不可能になるので編集があんまりできなくなります。
じゃあゆっくりボイス最初に入れてそれにあわせて編集するしかない。
ゆっくりボイスで面倒なのは読み間違いが出てくることです。次を「つぎ」と読ませたいのに「じ」って読んだり、後を「あと」と読ませたいのに「ご」って読んだり。
何度も確認して修正していますがそれでも読み間違いがあったらそっとしておいてください。
*編集美味しいです!一番好きな作業工程です!
編集面倒だー面倒だーとか言いながら動画作ってるのは編集したいからという一面もあります。
マジで編集嫌だったらここまでしないよ。例えば動画は今ある手札をカードの裏面で視覚的に表現しているじゃないですか。極端な話あんなもんなくても視聴者は困らないんです。むしろ私の編集量ふえて困るくらい。せめて「手札:5枚」とテキストで書けばそれで済むのに。
これね。stage3から枚数を数字で表示できるようにしました。
でも幽霊船を使ったとき「手札から2枚カードを山札に戻すね」っていう言葉だけで説明するといざ 手番が回ってきたとき手札が3枚の状態でプレイしていることを視聴者は忘れません?
別に視聴者は鳥頭だと思ってるわけじゃなくて一瞬でも「あれ?、ああそういえば幽霊船。」と無駄に考えさせるのは動画への集中力を切らしてしまうのでよくないと思うんです。だからわざわざプログラムを組んで手札を作りました。本当はカードを傾かせたかったんですけど技術力が足りなかった。
面倒だけどこういうの作るのは好きだからね。楽しいからやってるので苦しくない、ことはない。やっぱり面倒だよ・・・
また思いついたことを思いつくままに書いてしまいました。次回は素材作成の話をする、かな?